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岩見沢公益社〜過去の質問&回答集〜
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旅支度について
Q.
浄土真宗は冥土の旅に出るコトがないので手甲や脚はんなどの旅支度はしないと聞きましたが、日蓮宗も他力本願?という事では旅支度は必要ないのでしょうか?また創価学会では胸元は右前のままとか旅支度をしないと聞きましたが、違いがよく分かりません。どなた様か分かりましたら教えてください。
A.
まず、他力本願で言うなら、書かれていますように、浄土真宗、日蓮宗、そして浄土宗、時宗があります。浄土宗では人はその肉体が亡びた時、彼岸(永遠の世界)へ見送るための人生最後のセレモニーとしての葬儀があります。死者に旅装束をさせて葬列を組んで墓地まで赴く「野辺送り」の風習などに、その象徴的意味が読みとれます。

また、葬儀は、戒名を授けられて仏弟子となった死者を、極楽浄土へ導く「引導」を渡す儀式でもあります。引導とは、人を導いて仏の道に帰依させ、死出の旅路を迷うことなく浄土へ導くためのものです。浄土真宗のように、死者はすでに阿弥陀仏によって救済されている、と考える宗派では引導は渡される事はありません。

日蓮宗も葬儀の際に同じく引導を渡しますので、一般的には旅装束をすると考えていいかもしれません。また、もう一つの考えとして旅装束(経帷子きょうかたびら)は、本来巡礼の装束で、死後は巡礼に出発するという発想もあります。どちらにしても、旅装束を一般的にするようになったのは江戸時代からだそうです。

最後に、創価学会ではということでしたが、はっきり言って私共ではわかりかねます。
実際の処、私共も迷っています。実は、私共の地域では、導師をされるご友人の方によって、それぞれに考え方が違います。旅装束はつけないと行けないと言う方と、普段着のままでいいという方と、それぞれです。また、一膳飯や、団子も必要である、必要でないとその時によって変わります。どちらかというと、旅装束をし、一膳飯や団子も準備してくださいと言われる方が多いのですが……。
以上ご質問の答えとさせていただきます。
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