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| ■はじめに |
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人は生まれると同時に4つの苦しみを持つことになります。
一つには、生まれてきたことに対しての苦しみ。
二つには、生まれたと同時に老いていく苦しみ。
三つには、病におかされる苦しみ。
そして最後に、死ぬ苦しみ。
仏教の世界では、これを生老病死、四苦といいます。
仏教にかかわらず、全ての人が老いたくない、病気になりたくない、死にたくないと考えることは、ごくごく自然のことだと思います。
「介護してもらうのは気の毒だから、施設に入るわね」
「死ぬなら家の布団で死にたいわ」
「私がガンになってもちゃんと教えてね」
「私のお葬式はたくさんの花で飾ってちょうだい」
「私が死んでも何もしなくていいわよ」
こんなお話は、いつの時代でもタブ-とされていました。家庭の中でも話題にはしなかったと思います。しかしながらどうでしょう、先延ばしにしていてもいつかは訪れるのです。その時になってから、ご本人で決断したり、考えたりすることはできません。また、ご家族の方はどうでしょうか、ご本人の意思を確認できないままに決断をせまられ、迷ってしまったり、後悔だけが残ってしまうのではないでしょうか。
そんな時に、本人の希望がわかっていれば、家族も安心して、よりよい決断をしていくことができます。
本人としても、前もって希望をいっておけば、ご自身の納得のいく介護やご葬儀ができるのです。
決してタブ-ではありません。家族といろいろなことを話し合っていくことが大切です。
人は必ず死を迎えます。
歳をとり、身体が衰え頭も衰え、やがて死んでいくのです。人はいやなことには目をそむけてしまいがちですが、しっかりと正面で受け止め、考えたり、話し合ったりその過程に悔いを残さないようにしたいものです。
私の人生 私の旅立のときのために このエンディングノートは死を見つめ、自分自身の思い書きとめていただきたい。そんな思いから作成しました。家族のことを思い、自分自身のこれからのことを考えるきっかけになれば幸いです。
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